西浦クリニックでは下記の
診療に対応しています。
生後4ヶ月頃の時期に受けていただく健診です。主にくびがすわっているかどうかを確認します。くびのすわる時期はだいたい2ヶ月〜4ヶ月頃ですので、3ヶ月頃ではまだすわっていないこともあります。他には順調に体重が増えているか、ものを動かしたときに目で追ってくるか、あやしたときに反応するか、股関節が脱臼していないか、異常な心臓の音がないかなども確認していきます。
また、お母さんやお父さんに育児について大きな不安がないかなども一緒に確認しています。
生後10ヶ月経った頃に受けていただく健診です。この頃になると神経の発達が進んでハイハイやつかまり立ちをするようになってくるため、ひとり歩きの準備ができているか確認していきます。パチパチと手を叩いたり、手を振ってみせたりしたときに真似るように動くことができるようになったり、まだ意味はありませんが喋るように声を発するようになります。
赤ちゃんは生まれてくる前に、お母さんからいろいろな病気に対する免疫を受け継いで生まれてきます。しかし、この免疫は成長とともにだんだん失われてしまいます。
予防接種は譲り受けた免疫が失われても、いろいろな感染症に対しての抵抗力をつけて病気になりにくくしたり、万が一病気にかかっても症状が軽く済むようにすることが目的です。ごく稀に副作用として熱や発しんが現れることもありますが、実際に感染症にかかるよりも症状が軽く済むこと、周りの人にうつす心配がないことは大きなメリットです。予防接種は定期接種と任意接種の2種類に分かれます。
定期接種とは、予防接種法により一定の年齢になった際に受けた方が望ましいとされているワクチンのことです。対象年齢の範囲内に受ける場合は接種費用は公費で負担されます。
任意接種とは、前述の定期接種以外の予防接種のことです。ワクチンを打つための費用は自費になりますが、種類によっては助成の受けられるものもあります。また、定期接種に比べて必要性が少ないことや安全性が低いなどということは一切ありません。定期接種のように努力義務は規定されていませんが、病気を防ぐためにはとても大切なものです。できるだけ受けておくことをお勧めしています。