おはようございます。
ウイルス感染症に大切な院内の換気を考えてみました。NHKのテレビ番組では側方から入った新鮮な空気が、室内の天井に近い場所にある窓から抜けてゆく空気の流れが理想だそうです。さて、当院の状況です。2014年に新築した診療棟には、スウェーデンのベルックス社製の全自動の天窓が2つ備わっています。また、ログハウスのヒノキの壁にはおよそすべてに大きな窓が切ってあります。診察していると、いつもそよそよと空気の流れを感じます。次に検査棟、レントゲン撮影や第2待合室のあるところです。私は6年前までここで診察していました。当時、診察中に空気がムッとするのが嫌で、パナソニックの空調設計部に対策をお願いしました。600㎥/時間の巨大な熱交換型の換気装置を設置してもらいムッと閉塞感はなくなりました。こちらも院内の空気は一瞬で空気が入れ替わります。